放射冷却テスト 
澄み渡った夜空にパラボラクッカーを向ければ、ケトルの熱はほぼ全面から宇宙に向けて放熱できるはず。
かるぴか で冷水作り実験をしてみました。残念ながら気温を大きく下回る冷水は得られませんでした。
 パラボラ集光の逆原理で、
パラボラ放熱器です。
 日没を過ぎてから2台を並べ、一晩通して温度推移を測ってみました。
パラボラを取り外したほねぴか
自然放熱データを測ります。
低緯度仕様に組み替えて、
パラボラを垂直に向けたかるぴか
 地温は、
ほねぴか 足元のコンクリート面を測りました。
この実験で得られた貴重なかるぴか 冷水は16.2℃(AM1:00)で、その時の気温を0.7℃下回っています。
試験条件

弊社1.2L黒ケトル使用  水量1リットル  初期水温22.2℃  初期気温27.1℃
晴れ・時々微風下 長野県 標高750m   2004年8月13日 日没17:51

湿度は測りませんでした


かるぴか ケトルには、水温が気温を下回った0時頃からたくさんの露が付きました。
 ほねぴか ケトルは
終始このまま
 冷水作りの目論見が外れた原因は、結露のようです。
せっかくケトル水温が下がっても、水蒸気潜熱が次々補充されるのでは、水温は気温以下には下がりたくても下がれません。ちょうど冷水の欲しい夏場は比較的湿度が高く、パラボラクーリングは実用的ではありません。
この方法で冷水を手にできるのは、常時乾燥していて昼夜の気温差の大きい砂漠地帯などでしょうか?
 ほねぴか の水温がなかなか下がらなかったのは、温度が高めのコンクリート輻射熱の影響があったと思われます。
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