2012.5月 24日 総会記念講演『〜日本再生への提言〜金美齢氏』より



5月24日、社団法人長野法人会 第41回通常総会に出席してきました。

でも、本当の目当てはその後に催される記念講演会。

今年の講師は柴永国際学園JET日本語学校理事長であり

TVや新聞、雑誌など幅広いメディアで活躍されている金美齢氏ということで

どんな活を頂けるかと楽しみにしながら

意気揚々と会場に向かいました。





小柄ながらも快活な口調で話しはじめた金氏。

なんでも、松本まではよく講演に呼ばれるものの、ここ県庁所在地である長野市には

今回初めて呼ばれたとのこと。

そんなご当地ネタを冒頭にはさんで、のっけから政治家 原口一博にTVの中で避難した

話(2006年4月7日〜2010年8月27日まで放送されていた政治・経済などを扱う討論、バラエティ番組

『太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中』の収録内容にて)をし、聴衆の心をうまくとらえていました。


彼女の考えとして根底にあるのは、日本人の元来持っているメンタリティ、美徳、倫理を大切にし

全うに生きよと。

メイド イン ジャパン に回帰せよと繰り返し語られていました。




我々は便利さと安さを手に入れた代わりに、メンタリティ、美徳、倫理を忘れてしまった。

それは何故か? 答えは 自分に自信がないから。

何故自信をなくしたのか。それは教育が悪いからであると。


政治家 鳩山由紀夫が『小さくてもキラリと光る国』という本を出したが、

はたして本当に日本は小さい国なのだろうか。


国土でいえば、世界200ヶ国のうち、上から数えて60番目である。これは上位3分の1に入るということ。

さらには、排他的経済水域は世界200ヶ国の内6位。

その事実をきちんと指し示していかないから、気付かないのである。

メディアや、日本のトップに立つ人達が“小さい小さい”と誇張してしまうから、そう思いこんでしまうだけ。




彼女はこうも続けます。

メディアは、面白おかしく事実の一部分しか伝えない。

政治家は、何も言わず行動に移さないことが美徳だとか言っている。

国民も、傍観しているだけで声を荒げることもしない。

日本に愛情を持たない人達に、日本を救う事などできるだろうか。




ではどうする?

今の我々が必要なことは、元来日本人が持っていた農耕民族のメンタリティを活かし

ヨーロッパ圏の人達が持つ狩猟民族のタフさを新たに組み込んで

世界に挑戦していくことである。

今のこの世界はグローバル社会といわれている。ボーダレスなのだ。

世界の距離が短くなるということは、すなわち世界が縮むということ。

自分(日本)に自信をもって、自分(日本)のアイディンティティをきちんと確立して

世界と肩をならべよう。

まじめに、がむしゃらに生きよう。


そういった金氏の強いメッセージが、その場の会場内に充満し、多くの聴衆が

金氏から発せられる言葉に、ひたすらうなずき、相槌を打っていました。



ひとりの人間の考え、言葉、行動ひとつで こんなにも人の心を掴むことができる。

もしも、金氏のような固くぶれることなき強い信念を持つ日本人が、何人かでも増えていくならば

日本の未来は必ず明るいと確信し、とんでもない活を頂いた1日でした。