2012.3月 1日 朝礼より

   民主党が、『行政改革』『年金改革』『消費税の一体改革』をさかんにアピールしていますが、

アピールすればするほど悲しいかな 国民の意向と、どんどん遊離している感が否めません。

今現在、そんなにたくさん国会議員は必要なのか?そんなにたくさんの給与を支払う

必要があるのか?という考えから、年間給与を300万円減らし、その同額金額を1年生議員に配るといっています。

また、年金を払っていない人に対し7万円の支給をすることを考えている・・・。そうした人たちは

はたして日本という社会に寄与してきたのか?また、寄与していけるのか?

疑問でなりません。

スウェーデンはヨーロッパの中でも突出して消費税が高く38%。

その分 国が市民を保障するということで、どんなに低所得であっても老後は安泰という仕組みです。

それに対し、アメリカはそこまで社会保障を充実する必要はないといっている。

それは自分の力で立ち上がり進んでいくという基本的な生存論理から成る考えでしょう。

そういったアメリカの考えはサクセスストーリーとしては美談で羨ましくもあり、そんな生き方ができればとは思います。

しかしそれはあくまで、自分が若く力がある時。自分の身体が衰え、先の展望がそろそろ下山だと

思い知らされたときには、国に面倒を見てほしいというのは、自分だけでなく誰もが本音ではあると思います。

だからこそ、50年後 100年後を見越した上で国は運用していかなければならない。

ほんとうに難しい問題です。

少し話はそれますが いま、元気な発展をとげているのは ドイツです。

そのドイツが独り勝ちしているのはずるいと、ヨーロッパの主要国はユーロを立ち上げてはみました。

ですが、ポルトガルもギリシャもフランスも結局苦しくなってしまった。

なぜドイツは独り勝ちできたのか?

東ドイツと西ドイツが統合されたのは記憶に新しい。その中で短い期間で発展をとげたのです。

私が考えるところ、それは ゲルマン民族の団結力が強かったのではないかということ。

つまり民族意識がとても高かったのではないか、ということです。

さらにドイツのすごいところは、メルケル首相が決して表(メディア)に軽はずみな発言をせず

しゃしゃり出ることもしません。彼女は知っているのです。

ドイツが独り勝ちをしていることをアピールしてはいけないことを。

見習わねばならないところがあるなあ、と感心しました。


日本も単一民族です。

民族国家という点ではドイツと一緒かもしれません。

戦後、日本は勤勉さ、器用さを武器に社会構造を作ってきました。

それが、それだけは生きていけないような社会になってきてしまった。過渡期に入っているのです。

私は、先に述べたような民族意識・民族国家という特徴を武器に

他の国の真似すべきところはおおいに真似し、かといってただのコピーではなく

オリジナリティを出した国のあり方を国会議員、

しいては私のような一般市民も真剣に考えていかなければならないと切に思います。