特定非営利活動法人日本フロアホッケー連盟

組織概要 あいさつ

2005年に長野で開催されたスペシャルオリンピックス冬季世界大会において、皇太子殿下並びに安川英昭大会実行委員長が、奇しくも同様のご挨拶をされました。

「この大会を機に、知的障がいのある人々の社会参加が進んで、誰にも開かれた、温かみのある社会が創造されることを希望します。」

私たちはこの言葉を深く受け止め、2005年に「日本フロアホッケー連盟」を設立し、フロアホッケーという新しいユニバーサルスポーツの普及とその理念の浸透に努めてまいりました。知的発達障がい者のスポーツとして始まった競技が、すべての人から愛されるスポーツとして発展することは、他に類をみない、大変意義深いことと思っています。おかげさまで活動は全国各地に広がり続け、2008年には山形、2010年には 長野に支部を設立いたしました。またこの度のNPO法人化を機に、さらなる全国的な事業展開と、継続的な普及・啓発活動を推進していきたいと考えております。

年齢や性別、障がいの有無などに関わらず、それぞれの体力や技能レベルに応じて皆が楽しめるチームスポーツは、フロアホッケーをおいて他にありません。競技性の追求以上に、あらゆる差異を越えた混成チームを増やして交流を図ることが、地域社会の絆の再生、笑顔あふれるインクルージョン社会の創造に寄与するものと思っております。「誰もが大切な存在である」と認め合う温かい社会の実現を目指して羽ばたきましょう。


名誉会長 細川 佳代子