■ 会社理念
グランベール計画は「環境」という言葉を大切に考えていきます
私たちは「次世代に引き継げる環境創り」というテーマに沿って家づくり・街づくりに励みます。
室内環境・住環境・自然環境・・・という、大きなくくりの中、常に探究心を持ち、
可能性を模索する設計職能集団でありたいと考えています。
−敷地環境について−
私達は一敷地のみで計画を完結するのではなく、接する廻りの敷地の状況を鑑み、長野東口
街づくりアドバイザーで培ったノウハウを生かし、協調及び共生出来るデザインを追及します。
−自然環境について−
建築という行為が自然の中でいかに共生できるか?という問いに対しては、非常に難しい問題
であり、現時点で考えられるのは、建物を極力長持ち(100年サイクル)させ、内装等の変更で
対応出来る構造(スケルトンインフィル分離)とし、設備配管等の掛け替えのスペースをあらか
じめ設けておく。又、エネルギー使用量を抑制するために、断熱材等を適材適所に配置し、照
明器具等は、インバーターによりコントロールするなど細かい配慮も必要です。 「塵も積もれ
ば山となる」このような詳細な提案から、自家発電装置(太陽光発電(NED事業)、コージェネ
レーションシステム、燃料電池等)という大きなハードルに対しても常に新情報を提案していき
たいと思います。少しでも地球にやさしい建物が提案できたら・・・!!と思っています。
建物を長生きさせるという意味では、地震対策も重要であると思われます。免震構造など、只今
計画中です。
−住環境について−
人が使う器が建物である以上、スケール感としてヒューマンスケールが重要であると思います。
心地よい空間から使いやすい寸法など、固定観念を外して考え直した建物に、老人保健施設が
あります。手すりの取り付け位置、洗面器の高さ、便器のレイアウト等、体の不自由な人が使う
という事をテーマに考えました。又、理容美容専門学校においては、生徒の感性に働きかける建
物という事をテーマで、五感をとおして、自然と対話できる仕掛けを随所に取り入れました。
住まうという空間の提案は、空間の構成要素が重要であり、高価なマテリアルは時として必要
ないと思われます。
−室内環境について−
高気密高断熱による、弊害として、最近話題となっている。室内環境汚染(シックハウス)持論
として、長野の地においては、中気密中断熱で良いと思う。住宅においては、地域性を考慮して、
風の通り道を確保するなどパッシブな発想で考えていきたい。又、調湿においては、これからの
住宅においては重要な要素であると思われる。 (HOUSE H で実践)
事務所ビル等において重要な要素として、従業員の疲労削減できる、リフレッシュ空間の提案
照明の照度調整、空間の均一化、執務空間の色彩計画等があげられる。気持ちよく働きやすい
空間の創出を提案していきます。