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森のなかの作曲室でピアノを奏でる
御代田の山荘にある武満の作曲室は、三角屋根のこじんまりとした離れで、自身はこの部屋をユーモアを込めて“納骨堂”と呼んだ。
この部屋のピアノに向かい武満は30年来作曲に取り組んだ。脇机には鉛筆削り、削りたての鉛筆、消しゴム、楽譜などが並ぶ。
企画展では、武満家のご協力を得て実際のピアノを展示し、この風景を再現した。