ブ ナ を 植 え る

 「戸隠を知る会」(当時の会長は水上憲宗さん)の人たちと、ブナ植えに取り組んだのは昭和の終わりごろでした。
 ドイツでブナの森と人びとのお付き合いを目の当たりにし、私たちも、もっとブナを身近にしたいとのねがいからでした。庭先に1本、2本と育てて、ブナの木の下で憩えたらーお茶を飲み、もちろんお酒を飲みながら、本を読んで昼寝もしたいーこんな単純な発想でした。

 『ブナの森を育てて、おいしい水をもっとたくさんください』
 古くから戸隠山麓に水道の水源をもつ、長野市の信州大学附属小学校の黒岩学級の皆さんが水道学習をきっかけに、ブナ植えに参加してきました。
 これが、戸隠高原でブナの森づくりへの発端でした。やがて、ガールスカウトの森づくり、鬼無里村の平成の森づくりへと、つぎつぎと広がっていきました。


 【右の地図凡例】           地図をクリックすると拡大します
  1.亜高山・高山帯の植生域
  2.標高が低い平原(盆地)で、信州では気温が高い。暖かさの指数
    が85度より高く、ブナの自生には暖か過ぎる地域。  反面、
    冬の寒さは厳しく、常緑のカシやシイなども自生していない。
  3.山地帯(低山帯)の夏緑樹林(落葉樹林)帯
  4.同上で代表的なブナが現在も森をつくっている地域
  5.常緑樹林(照葉樹林)帯で寒さの指数がー10度より暖かな地域


 雨の中、父母も一緒に参加した
   信大附属黒岩学級の皆さん
          (昭和63年7月)

まだポット苗がなく、営林署に頼んで
山取りのブナを植えた
        新聞の報道記事

 ガールスカウトのブナの森をつくろうと
集まった大勢の皆さん(平成元年6月)
      新聞の報道記事

 ようやく3人に1本のポット苗で植樹

  戸隠山の正面で、尖った高妻山
       平成4年(1992)10月

  大きくなった平成6年(94)6月
 30〜40cmの苗が2〜3mに成長した

 鬼無里村の平成の森づくり
平成17年の現状へ  (平成元年6月)

 鬼無里小学校の緑の少年団
平成18年のブナ植えへ

 雨の中でブナ植えに挑戦
こんなに大きくなった(平成17年)

青森県白神山地でのブナ植えに全国
から千人も集まった(平成4年7月)

 さすがはブナの本場、ポット苗が
   たくさん準備されていた

 「継続は力なり」
   現在も続く青森のブナ植樹

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