大 六 の ケ ヤ キ (上田市東塩田) 目通りの幹周囲 11.7m
地頭木(じとうぼく)とも呼ばれた名木 信州の鎌倉だといわれる塩田平の生島足島(いくしまたるしま)神社(上田市下之郷)から1kmほど南へ、東塩田小学校の北方にそびえている 樹高は30mもあり、地上数m上で二またに分かれているが、目通りの太さでは県下一のケヤキの大樹である 環境庁の全国巨樹・巨木調査の報告(1990)によれば第7位。全国一は福島県の「天子のケヤキ」で幹周りが15m余と記録されている 「大六のケヤキ」も、かつては県の天然記念物に指定されていたが、再登録の際、畑作に影響すると太枝が数本切られたことなどで昭和40年に解除され、長いこと無冠の帝王だった やっと、平成4年に上田市の天然記念物に指定されたが、左下の写真のように枝先が切られ、ますます不自然な姿となってしまった (拙著 「ケヤキの森」より抜粋) |
![]() |
![]() |