
深い森の中のロッヂで貴方を待つの…。澄んだ空には、蒼い月。
ひとりで過ごすクリスマスイヴ。あてもなく…
でも、かすかな期待を残して、窓辺にたたずむ。
〜月のゲレンデ 夢を見るように
私はガラスにほほよせる〜
美しいメロディラインにかき消されて、実はとても寂しげな曲なの。
周りからは楽しげなクリスマスのお祝いの歓声が聞こえてくる。
他のロッジのお客さまも花火の始まりと共に出ていってしまった。
…取り残された子供の様な気分。
これは、ひとつの賭け。
彼だけには居場所を残してきたの。それを見つけて追いかけてきて!
祈るような気持ちで待つ
クリスマス。「彼が
私を選んでくれますように…。」
いつの世も、クリスマスって大切なイヴェントなのねえ。クリスチャンでもないけど。
イメージ的には「私をスキーに連れてって」の新年のシーンが近そうですね。
森のうえを駆け抜ける、涼やかな冷気と
遠くに聞こえる歓声と部屋の静寂。
そんな情景がすぐ思い浮かぶ素敵な一曲。
〜銀の月の影を 抱きとるように 森も谷も超えて心は滑る
きっとちがう明日が訪れそうな ロッヂで待つクリスマス〜
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