さざ波   /  14番目の月

霧が水面をゆっくり流れ…     
秋の光にきらめきながら 
指のすきまを逃げてくさざ波…

ユーミンと秋の湖ってよく似合う。
単純なはるかは単に傷心旅行の曲と思ってましたが
この頃はっと気がつきました!

心の湖 !?

さざ波って 揺れ動く女心のことだったのね!?
修行が足りなかったわ!最初は 振られちゃったのかと…。

寂しくって旅に出たと思ってたの。

でもね、これは彼に別れを告げる曲でした。
振られるなら先に振ってあげる!みたいな?
あら…?そういう曲他にもあったよね。


    
 月の形のボートの上で 素敵な日々を想い出にしたい
        
オールも持たず漂いながら やさしい人に手紙を書きたい
            
短いけれど楽しかったと 強がりだけを岸の落ち葉にそえて

 行きつく先と信じてた人が そうでなかった!?…
これから他の愛を探さなければいけないの?
 やさしい彼は愛が覚めた事を口に出来ないでいる。
 この愛にしがみついて生きてはいけないのかしら…?

 彼の愛が覚めたのなら別れるしか道はないと悟った瞬間
不安な気持ちがさざ波となって波紋は広がってゆくの。

せめて、素敵な想い出にしたいってゆう気持ち。
ホントは 別れって そんな見事なものでは ないけれど…。

…でも、なんとか上手く立ち直れそうです。女心と秋の空…。


  
愛が終わるのを 繕ったら 明日を生きるのに おくれたわ
           心も文字も少しゆれてる グレイの影と私だけの十月

 

2005.0818更新

@イラストはイメージです。