早 ゆでスパゲティ
 300g

 CO・OP早ゆでスパゲティの麺の太さは1.7mm。通常1.7mmのスパゲティの標準ゆで時間は8分ですが、早ゆでスパゲティのゆで時間は5分。その 秘密は、スパゲティに特殊な加工を施し、乾燥したスパゲティにV字の切れ込みを入れているからです。カットの角度を決めるのには試行錯誤を繰り返して、開 発に3年を要しました。こうして完成した<V字カット>は特許を取得。茹で上がるとカットはなくなり、市販の3分の2の時間で出来上がる早ゆでスパゲティ は「忙しい主婦の調理時間の短縮、燃料費の節約」する商品として高い支持を得ています。
 ★商品特徴
・原料はスパゲティに最適なグルテン量の多い強力粉系の小麦である「デュラム小麦粉」。これを粗挽き製粉したものを「セモリナ粉」と呼び、従来の製粉過程 を見直して、粒度のばらつきの少ないきめ細かなセモリナ粉を100%使用しています。
・水はクラスター(水分子の塊)の小さな活性水を使用、きめ細かなデュラムセモリナとのマッチングにより、コシのある滑らかなスパゲティが味わえます。
・スパゲティに特殊な加工を施し、乾燥したスパゲティにV字の切れ込みを入れることで5分のゆで時間を可能にしました。
・早ゆでスパゲティの長さは16.5cmで、通常のロングスパゲティの約3分の2.小さなお鍋にもすっぽり入るのでゆでやすく、子どもにも食べやすい長さ です。

原材料・添加物
 デュラム小麦のセモリナ
 ★本物、本格化スパゲティの先駆けになったコープ商品
@本場イタリアの味を求め、イタリア生協連と提携
 コープのスパゲティが登場したのは1971年と古く、当時市販の主流だったデュラム小麦20〜40%のものに対して配合50%と100% のものを開発、(本場イタリアではデュラム小麦のみを使ったものをパスタと呼ぶ)本物の味を追及してきました。1979年にイタリア生協のコープ商品で あったスパゲティを直輸入。粘り強く、品質管理の強化を追及し続けてきました。
A市販に先駆けたデュラム小麦100%
 当時としては大変珍しいデュラム小麦のセモリナ粉100%、当時のスパゲティの主力である1.8mmより細い1.65mmの細い麺とシコシコ感は次第に 日本の消費者に浸透していき、日本のメーカーもコープのスパゲティに追随し、デュラム小麦100%のスパゲティに配合を変えていくことになりました。95 年にはカナダ・アメリカ産のデュラム小麦を輸入して日本で製粉・製造するスパゲティ(日本の気候や土壌では栽培ができない)、国内小麦を原料として製粉・ 製造も国内で行うスパゲティの製品化を行っています。

参考サイト:鳥取県生活協同組合「商品探訪:早ゆでスパゲティ

参考文献:日本生活協同組合連合会『コープ商品物語』(日生協、2000.10)
              
(日本生協連コープ商品/販売者 日本生活協同組合連合会)