昔の麦茶(産直) 624g(12g×52袋)

 夏の定番品と言えば麦茶。コープながの開発商品の中でも利用結集が高い自慢の商品がこの昔の麦茶です。風味が豊かでおいしい!これを飲めば他の麦茶は飲 めないと断言したい逸品です。好評のため、夏だけでなく一年を通して扱うコープながの独自開発商品として企画されています。旨さの秘密は麦 の炒り方にあり!市販の麦茶のほとんどが2〜4分で大麦を煎ることが出来て大量生産に向いた「砂煎り焙煎」(砂を熱した中に原料麦を入れ、熱伝導で煎る方 法)という方法を使います。この方法では砂の熱を使っているので砂に接する面と中心とで焙煎のムラが出やすく、大麦の粒が破裂したようになるので香りが逃 げやすくなるという欠点があります。それに対して「昔の麦茶」は「熱風焙煎」という250度〜300度で20分かけてじっくり焙煎することで大麦の芯まで 炒ることが出来、表面を焦がすことなく均一に炒ることが出来るので風味を逃がすことがありません。これが「昔の麦茶」がおいしい理由です。
 ★商品特徴
・国内産六条大麦を熱風焙煎し、香ばしい昔の麦茶の味を出しました。
・原料は関東地方で栽培されている六条大麦を使用しています(大麦には二条麦と六条麦がありますが、二条麦は「ビール麦」と呼ばれる小粒で苦味があるのが 特徴で六条麦は大粒で甘みがあり、火の通りが良いため、麦茶に向いています)。
・「熱風焙煎」という方法で大麦を炒っているので香ばしく風味豊かです。
・煮出ししても冷水でも色の出がよく、昔ながらの香ばしい麦茶が手軽に味わえます。
・カラメルや濃縮液などの添加物は使用していません。
・ティーバックには無漂白紙を使用しています。
 ★麦茶の雑学
@麦茶は日本最古のお茶
 古くは平安時代の貴族がたしなんでいたと言われていて緑茶より歴史が古いのだとか。時代は下って室町の公家や、戦国時代には武将たちが飲 むようになり、庶民にも普及し始めていたようですが、お湯に溶かしてお茶として飲むだけでなく、武将が陣中に携帯し、お酒に溶かして濁り酒のようにして飲 んでいました。江戸時代には「麦湯」店が出現しますが、明治になってからは洋風文化による「カフェ」の浸透もあり、影を潜めた時代も一時あったようです が、家庭の飲み物として広く飲まれるようになっていきます。昭和30年代の冷蔵庫が家庭に普及して以降、夏の風物詩として今の麦茶の形が定着。「麦茶」の 名称が定着したのは昭和40年頃からといい、ティーバック商品が発売されたのは昭和38年。そう考えると古くて新しい商品なのだな、という気がします。
(産直商品/製造者 富士食料(株)