Expectations
期待

月曜日の朝だ
君は学校に行かなきゃならない事を思い出して目が覚める
ママに思っている事を聞いてみると彼女は突然こう言い出す
‘デベンハムズで働いてみない?皆それが1番良いと思ってるわ
ランジェリー売り場から始めなさいな、上司はドリスだから’

学校の校長は言っていた
‘君は最初から少し変わった生徒だったよ’
仕事に自分のアートを役立てたいと君は言う
君のオタクぶりは学校でも評判、皆君を変な子だと思ってる
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの等身大モデルを
粘土で創ったりなんてしていたからね

学食の列はとても醜く、君の食欲は失せる
堅物の君には男の子の影も無い、なんて噂も広まってる
奴らは君をフォークでつつき、君はトレイを落として発狂
片付ける間も先生達は君のスカートを見ている

ああ、君は使い回されてて混乱してて
大丈夫かい?落ち着けよ!
歌を書けよ、一緒に歌うよ
すぐに解るさ、君はおかしくなんかない
君は世界のてっぺんにいるんだよ

月曜日の朝だ
君は学校に行かなきゃならない事を思い出して目が覚める
ママは言う‘私の若い頃だって仕事をそんなに選べなかったのよ
あんた、C&Aで働いてみない?皆それが1番良いと思ってるのよ
婦人服売り場で働けば、ジョーが上司だから’

ベロニカにあの男の子の話をしよう
気になってるけどまだキスもしてない子
彼女は舌ったらずのおでぶちゃん
いつもスノッブ達から君をかばってくれるんだ
君はブレザーが買えなくて
いつもつっかけなんて履いてるんだから

そして休み時間、君は部屋に鍵をかけて閉じこもる
‘何バカなことしてるんだ!?’英語の先生がやってきて言う
‘君は他より優れているとでも思ってるのか?!外に出ろ!’
君は許しは得たけれど
奴らが間違っていないと証明させてしまったね

ああ、君は使い回されてて混乱してて
大丈夫かい?落ち着けよ!
歌を書けよ、一緒に歌うよ
すぐに解るさ、君はおかしくなんかない
君は世界のてっぺんにいるんだよ