Waiting For The Moon To Rise
月よ、早くあなたに逢いたい
家に着くまでの帰り道
私はずっとあなたと話してる
太陽が方の後ろから忍び寄って
また新しい一日がはじまるの
私はこれまで通った事の無い道を歩いてた
頭上の暗い空のはじっこを追いかけて
それはまるで春のようで
冬のようで、朝のようで・・・
私の望む場所はあなたの居る所
夢の中では望みは全て叶ってゆくのに
新しい1日が始まり
私から暗闇を奪ってゆく
眠っていた影達は目覚めて光の中で踊る
でも私は隠れ続ける
日の光が目に入らないようにぎゅっとつむる
そして私は月の昇るのを待ちわびる
そんなはずじゃなかったなんて言わないでね
こっちの世界じゃあ一日はとっても長すぎて
まだちょっと時間があるの
乗りたい電車もまだ当分発車しそうもない
暗闇が東の空を染めて
街灯の影が伸びてゆくまでは
暗闇が春を、冬を、そして朝を・・・