*MY FAVOURITE CINEMA* 私の好みはいろいろです。 ハリウッド物からカルトムービー、ミニシアター系など、 英語が好きだから、BGM代わりにもよく見ます。 俳優はらば、ゲイリー・オールドマン、ジョニー・デップ、ジェイク・ギレンホール 女優は、クリスティーナ・リッチ、レニー・セルヴィガー、ケイト・ブランシェット 監督は、スピルバーグ、ウディ・アレン、キューブリックなどかしら。 アクションよりは人間ドラマが好きですねえ。 |
*CLOCKWORK ORANGE* (時計仕掛けのオレンジ) 1971製作 監督 スタンリー・キューブリック 俳優 マルコム・マクドウェル 他 *お話* 山高帽とエドワード7世時代風変な白い衣装に 身を包み、仲間と共に喧嘩、強盗、クスリに明け暮れる 反逆児アレックスは、遂に刑務所入りになってしまう。 仮出所のために、暴力を制限させるという政府の プロジェクトの実験台になった彼は・・・ *みどころ* むむむ。この映画もなんていっても映像だよね。 アレックスの衣装、メイク(つけまつげ) 登場人物のスペーシーな服、アートなインテリア、 コロナミルクバー、レコード屋の内装。 あと、ベートーベンやなんかのクラシックを ピコピコとアレンジしたりさ、壮大なんです。 あと、アレックスたち悪仲間が使う独特の言葉。 おもしろい。ドイツ語みたい。 アレックスはヘビのバジルを飼っています。 最後に訪れるあの、アレックスの目。 やばいよ、やばすぎだよー! なんだかんだいって、すごい作品だと思うよ、これは! |
*THE SHINING* 1980製作 監督 スタンリー・キューブリック 俳優 ジャック・ニコルソン シェリー・デュバル ダニー・ロイド *お話* 冬期管理人としてコロラド山奥の優雅なホテル (オーバールックホテル)に冬期管理人として 訪れたジャック一家。山奥の閉ざされた環境の中で、 一家に起こる不思議な出来事、そして夫が狂いだす・・・ 原作はスティーブン・キングだそうですが この作品は、原作とは程遠いそうです。 *みどころ* ジャック(ジャック・ニコルソン)の演技がすさまじくて怖い。 でも1番怖いのは母親役のシェリー・デュバル。 存在自体が怖い。すごいやせで、目がぎょろっとしてて。 息子のダニーロイド君の演技には関心! この映画、映像がすばらしいよ! 強烈なものがいっぱいでてきてさ。 カーペットの模様や、ポップでかわいいトイレやお風呂、 血がどばあーっと流れ出すエレベーター、 庭にある植え込みでできた巨大迷路、 あの双子のおばけにはほんと口あんぐり。 ストーリーも意味わかんないので何度も見ちゃう。 でもいまだにわかんない。 |
*8FEMMES* (8人の女たち) 2002製作 監督 フランソワ・オゾン 俳優 カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュアル・ベアール イザベル・ユペール、ヴィルジニー・ルドワイヤン ファニー・アルダン、リュディヴィーヌ・サニエ ファニー・アルダン、フィルミーヌ・リシャール *お話* 1950年代のフランス、山奥の雪に閉ざされた 大邸宅で、一家の主マルセルが殺された。 容疑者は邸宅に集まった8人の女たち。 クリスマス気分の家族、メイド、マルセルの妹、 彼女たちしか出入りできないこの邸宅の中で、 一体誰が犯人なのか? 次々と明るみに出る彼女たちの陰謀、確執を オールドフレンチポップソングのミュージカル仕立て で華やかにお送りする物語。 *みどころ* まず、なんといっても8人の女たち、それぞれの魅力。 大物から新人まで、フランスの豪華女優の競演! 彼女たちそれぞれにカラーがあてがわれ、 それに即した美しい衣装や邸宅の内装、 まずはその綺麗な色彩に感動!!! タイトルロールのダイアモンドの美しいこと! それと、音楽。オーケストラの荘厳さもあれば それぞれが歌うかわいらしいフレンチポップスも! なんだか殺人事件なのにとてもわくわくさせられちゃう。 しかも、手口やふるまいが古臭くて 芝居仕立てで、なんか皆とってもかわいらしい! フランス映画で眠くならなかったのはこれぐらい! っていうくらい、楽しかった。 だーいすきな映画。 女に生まれてよかったなと思う。 |
*INDIANA JONES* (インディ・ジョーンズシリーズ) 1981.1984.1989.製作 監督 スティーブン・スピルバーグ 俳優 ハリソン・フォード 第一話 レイダース 失われたアーク 第二話 魔宮の伝説 第三話 最後の聖戦 ご存知インディ・ジョーンズシリーズは 私の子供時代のわくわくが全て詰まってます! プレイボーイ考古学者インディは、いつも 誰かに追われ、危険ながらも 自分の信じる道を強引にいきます。 あんた、絶対死んでるよ的なスタント満載 不思議なお城や洞窟や宮殿、地下室、砂漠 激流、カーチェイス、飛行機、もりだくさん。 だーいすき! はやく5出てほしいな。 |
*BENNY&JOON* (妹の恋人) 製作・・わかんない90年初期? 監督 わかんない・・・ 俳優 ジョニー・デップ メアリー・スチュワート・マスターソン *お話* 精神的障害(パニック症状)をもつ妹ジューン をずっと優しく見守りながら静かに暮らしてきた ベニー。彼女のせいで自分の恋愛もままならない 彼は、満たされない生活を送っていた。 ある日、2人は公園でパントマイマー(ジョニー) に出会う。バスター・キートンに憧れる彼もまた 心になんらかの傷を負っており、素直な心の持ち主 ジューンに惹かれてゆく。ジューンもまた・・ ジューンの初恋にベニーは戸惑うが・・・ 不器用な2人のなんともキュンとする恋愛模様を なんとも優しく、ユーモラスに描く。 *みどころ* まあ、ジョニー・デップファンならマストですな。 あまり知られてない作品ですが、私は大好き。 シザーハンズに匹敵するよ。 メアリ・スチュワート・マスターソンもかわいいし なんせ2人のやりとり、心を開かない2人が だんだん打ち溶け合っていく様子が なんとも胸キュンで、たまらん!!! ほんわかしたい方、必見。 印象的なシーンももりだくさん。 ジョニー氏のパントマイム技も素晴らしい! 特にカフェでミニフランスパンを足に見立てるとこ さいこーおかしい。 ベニーも幸せになれるしね! |
*BACK TO THE FUTURE* (バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ) 1985-.製作 監督 スティーブン・スピルバーグ 俳優 マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド バック・トゥ・ザ・フューチャー1.2.3. 小学生の頃、憧れのお兄ちゃんは彼でした。 マーティ!いいなあ、デロリアンで未来旅行。 のはずが、自分の存在さえ危機に陥るんだよね。 タイムマシンを作ったドクも大好き! いっつも天然ボケみたいな顔しててさ。 これの1には魅惑の深海パーティが出てきます! 魅惑の生みの親はこれでした。 とりあえず、ワクワクドキドキハラハラするよ! マイケル、パーキンソン病になっちゃったけどね。 やっぱり1が1番好きかな! |
*THE MAN WHO CRIED* (耳に残るは君の歌声) 2002-.製作 監督 サリー・ポッター 俳優 クリスティーナ・リッチ ジョニー・デップ ケイト・ブランシェット *お話* 出稼ぎの為、渡米した父親の帰りを待つユダヤ人の 少女フィゲレ(リッチ)は、村の暴動に巻き込まれるが、 イギリス行きの船に何とか乗り込む。 成長したフィゲレはスージーと名前を変えパリへ移り、 父親との再会を夢見て、渡米する資金稼ぎに コーラスガールとなり、仲良くなったローラ(ケイト) と共にオペラ劇団に入った彼女は、馬の調教師をする ジプシーのシーザー(ジョニー)に恋心を抱いていく…。 が、なんとも歴史というものは、2人を無残に引き裂くのだ。 *みどころ* いやあ・・・・。ジョニー・デップファンのために 彼はまたもや、いかにもジョニー・デップ!な役を演じる。 今回は精神障害者でも学者でも、博士でもなく 陰のある、こ汚いジプシー役です。 なんともセクシーで悲しげで・・・。最高。 クリスティーナ・リッチも、なんとも儚く美しく 2人の愛はとても上手くいくとは思えないかんじ。 すんごい胸キュンです。悲しい恋というのは なんとも共感を呼び、私は何度も泣いた。 あ、それとケイト・ブランシェットのローラもとても 素晴らしいです。美しいロシア難民なんだけど、英語も ロシア訛りだし、なんとも美しく白い肌よ! あんなお姉さんと友達になりたいもんだ。 とりあえず、美しい涙を流したい方にお勧め。 でも、ジョニーやリッチファンでなければかなり滅入ります。 全体的に暗く、嫌な戦争による悲恋だからね。 |
*VIRGIN SUICIDES* (ヴァージンスーサイズ) 2002-.製作 監督 ソフィア・コッポラ 俳優 キルスティン・ダンスト ジョシュ・ハートネット 他 *お話* 1970年代のアメリカ郊外を舞台に、美しい5人姉妹 に惹かれる少年たちの心の機微を繊細に描いた 思春期物語。そして美しすぎて世界に 着いていけない彼女たちは自ら命を絶つ。 どうやったか、は内緒。 *みどころ* ふむ。まずは、映画全体を覆うなんとも ガーリーで神聖な世界。ここで引くか、はまるかは 貴方しだいですが、私は大好きです。 ピンクの小物、白いヒラヒラドレス、手鏡、編み物、 誕生日パーティに男の子を招く、プロムでのキス。 なんとゆうか、超乙女チックなわけです。 そして、少女たちには絶対に壊せない世界が存在し、 大人には絶対にわからない理由で彼女たちは 美しいまま死を選びます。 ソフィア・コッポラ、WEEな私たちの心をわしづかみ・ なんせ、出てくる5人姉妹が皆金髪のブルジョワで はかなくってかわいくって、食べたくなります。 特にラックス役のキルスティン・ダンスト。 彼女、オーラを放ってます。 (スパイダーマンでは終わってましたが) あと、サントラが良いです。昔懐かしいポップスの数々。 それは彼女たちに恋をする男の子たちが、 彼女たちの気を引くために使われます。 受話器をレコードプレイヤーに近づけて 元気付けるためにひたすら音を送る彼ら。 名場面。 |
*BRIDGET JONES'S DIARY* (ブリジット・ジョーンズの日記) 2002-.製作 監督 シャロン・マグワイア ヘレン・フィールディング(原作) 俳優 レニー・ゼルヴィガー ヒュー・グラント コリン・ファース *お話* ロンドンに住む30代、シングルトン(独身)の女性 ブリジット・ジョーンズ。(レニー・ゼルヴィガー) 新年の誓いは、禁煙、禁酒、ダイエット、 キャリアアップ、内面の安定を図り、ジムに通う。 そして、良識あるボーイフレンドを作ること。 とはいえそれは1つもうまくいかない。 ドジで明るく、料理下手で、だまされやすく 大好きなものはチョコレートとシャルドネな彼女の 日常を等身大の日記スタイルで描く イギリスでのベストセラー本の映画化。 *みどころ* わたしねえ、これ、だーいすきなんですよ。 特に原作は何度読み返したことか・・・。 私も少しロンドンに住んでたことがあるのでとても 親近感わくし、ブリジットのかわいくておばかなところ、 すっごく共感します。彼女が読んでいる恋愛攻略本 ’男は火星人、女は金星人’買っちゃったもんね! とにかく、食べることと小さな幸せが大好きな なにをやってもうまくいかない彼女はとても心強い 全ての女性の味方なんです! これを読むと、ちっぽけなことなんて忘れちゃうよ! 主演のレニーも、ブリジットにぴったりで 彼女のファンになっちゃったもんね! 是非、原作を読んでみてください。 映画の100倍おもしろいから! |
*DONNIE DARKO* (ドニー・ダーコ) 2002-.製作 監督 リチャード・ケリー ドリュー・バリモア 俳優 ジェイク・ギレンホール ジェナ・マーロン ドリュー・バリモア *お話* 28:06:42:12 '世界がおわるまでの時間はあとこれだけだ。' ある晩、ドニーは恐ろしいウサギの仮面を つけた男にこう、宣言される。 80年代アメリカの郊外にあるごく普通のハイスクール を舞台に、心優しく感じやすい男子高校生と 彼を取り巻くフェイクな大人たち、孤独、家族 虚無感、そして恋を等身大で描く物語。 精神病をからませ、最後に彼が選んだ行動は 大切な人すべてを救うためだった。 *みどころ* このお話は、タイムトラベルや幻想などで複雑に 仕組まれてるので、2-3回は繰り返し見る羽目になります。 しかし、なんといってもドニー役の ジェイク・ギレンホールの魅力に尽きます。 あどけない顔にマッチョな体、優しい心。 自己犠牲を払ってでも、大切な人たちを守りたいという いたいけな男子高校生の心が伝わって きっと誰もが彼に恋をすることでしょう。 なんて書きましたが、私は彼の大ファンなので少し おおげさです。 世間では、謎のリヴァースムービー として位置づけられています。ほんとややこしい。 でもDVDには全ての謎解きが載っているので 是非DVDで見ましょう。 ドリュー・バリモアが美味しいとこをもってってます。 うまいです。製作にも関わっているそうです。 音楽も80年代の良いものが登場、エアンドザバニーメン のキリング・ムーンや最後のマッド・ワールドは泣けます。 |
*Annie Hall* (アニー・ホール) 1977年作品 監督 ウディ・アレン 俳優 ウディ・アレン ダイアン・キートン *お話* ニューヨークを舞台にする大人の男女の恋物語。 アルビー(ウディ)は神経症的なユダヤ人男性 アニー(ダイアン)は、さばさばした魅力的な女性。 2人の心の葛藤や笑いや悲しみを ウディ・アレン特有のユーモアやセンスでつづる。 ’僕を会員にするようなクラブの会員には なりたくない’という有名なセリフを排出! この作品でダイアン・キートンはアカデミー 主演女優賞を受賞、ウディ自身も作品賞などを 受賞するが、趣味のクラリネット演奏のために 式に出るのを拒否したという有名な話がある。 ウディ・アレンにとって、賞なんて意味ないのである。 *みどころ* ウディ・アレン作品には本当に独特なものがある。 自虐的ギャグや、細かく長いセリフ回し、 ほとんどの舞台は彼が愛するがニューヨークで、 BGMはいつも古きよきオールドジャズ。 そして家族や恋人とのたわいもないドラマ。 私は彼の大ファンなので、ほとんどの作品は 見ていますが、やはり基本はこれでしょう。 ウディ・アレンのの渾身の作だと思うのです。 初めての人には拒絶反応さえ起こさせるであろう ウディ・アレンワールドは、はまると抜け出せない。 1977年という時代背景のせいもあり、ヒッピー文化 やなにかも交えて進むラブストーリー、 なんといってもアニー・ホール役の ダイアン・キートンの魅力に尽きるでしょう! |
*Manhattan Murder Mystery* (マンハッタン殺人ミステリー) 1993年作品 監督 ウディ・アレン 俳優 ウディ・アレン ダイアン・キートン アラン・アルダ アンジェリカ・ヒューストン *お話* 舞台はもちろんニューヨークはマンハッタン。 大学生の息子を持つ(寮生活なので家には居ない) おしどり夫婦のラリーとキャロル。 いつもと変わらずに口げんかをしながら ホッケーゲームから帰ってきた2人は、2人のマンションに 人だかりを発見。 どうやら、お隣の老夫婦の妻が 心臓発作で急死したらしい。 たった前日にお茶に招かれて彼女と話をした2人は その事実に驚愕してしまう。あんなに元気だったのに・・? 妻のキャロルは、ラリーが止めるのも聞かずに 旧友の男性と探偵ごっこを始めてしまう。 次々と謎を発見したキャロルは、遂にラリーをも巻き込み、 真犯人を暴いてゆくのだ! *みどころ* ウディ・アレン、ダイアン・キートンコンビ時を経てが復活し、 (アニー・ホール以降ウディはミア・ファロウをパートナー として仕事をしてました。が、公私共に破局) なんともおバカで楽しい、探偵ものをつくりました! 彼女の探偵ごっこは、なんともナンセンスで 古臭くて、まるで3流小説のようなので、とっても笑える! 脇役のアンジェリカ・ヒューストンもいい味出してます! ウディ作品初心者にもぴったりの、 明快ドタバタコメディになってます! |