比較的大きなVenue

***Astoria***

アストリア。
地下鉄最寄はTottenhamCourtRd.
Londonの中心街にある、(センターポイントの前)有名なVenue。
殆ど毎日のように何かしらのライブをやっていて、大きさも手頃。
大通りに面していて、人通りも多いので観光客でも入りやすい。
白地に赤の出演バンドの看板が目印。
大物から中堅バンドで、ジャンルはロック、パンクが多い。
パンクバンドのライブの場合、いかにも!なファン達が列を作ってておもしろい。
そういう私もここでチケットを取るのに朝から並んだことがあったなあ・・・
私はここでRage Against The Machineと、Catatoniaを見た。
インディーポップバンドは絶対出ない、いわゆるコマーシャルなVenue。
この辺をたまにミュージシャンがうろついている。
前、イアン・ブラウンを見かけた。
 隣にはAstoria2という小さなハコがあって、小物パンクバンドなんかが
ライブしたり、週決めで、クラブイベントなどをやっている。


***Forum***

フォーラム。
地下鉄最寄はChalkFarmかKentishTown
中心からちょいと北へ行くとある、けっこう大きなVenue。
2階席もあって、1階は立ち見。お酒と、ちょっとした食べ物も売ってる。
歴史も古いらしく、今でもたくさんのライブを行っている。
中堅インディーロックバンドが多い。
私はここで、FlamingLips、A.D.F.などを見た。


***Brixton Academy***

ブリクストンアカデミー。
地下鉄最寄はBrixton。中心からテムズを越えて南側へ。
土地柄、黒っぽい方々が多く、治安も悪い感じなので一人で行くには向かないと思う。
Forumよりも大きくて、2階もあったかな?
1階も斜めになっていて、後ろでも結構見やすい作りになっている。
中堅から大物ロック、パンクバンドが多い。
お客さんも若者が多くて、葉っぱの匂いが充満している。
私は、Underworld、Offspringなどを見た。私には大きすぎたし、
帰るのも結構やっかいで、あまり好きなVenueではない。


***Hammersmith Palais***

ハマースミス、パレス。
地下鉄最寄はHemmersmith。中心からちょいと東へ。
何だかディスコ!のようなゴージャスなおもしろいVenueで、
階段があったりしてそんなに大きくは無く、あまりライブハウスという気がしない。
ここでもそんなによくライブをやってる訳でもなく、
たまにおしゃれな面白いバンドがプレイするかんじ。
私はここでTindersticksを見た。
客層も年配の方が多くて、ちょっぴりオトナな雰囲気を楽しんだ。
でも行くのも厄介だし、本当に好きなバンドがやる時だけで良い。


***Sheperd's Bush Empire***

シェパーズブッシュエンパイア。
最寄地下鉄はSheperd's Bush。ここも中心からちょいと東へ行く。
インディーズからロックから大物、中堅バンドがプレイ。
音楽好きならここには良く通うはず。素敵なバンドがたくさん出るのだ。
1階立ち見で、2階、3階は早い者勝ち!の席。
1人で行く場合や、疲れている時は席がおすすめ。
早く行けば、前のほうの席が余裕で取れるし、座って見るのも贅沢で良い。
でもやっぱり立ち見の魅力は大きいし、席では禁煙だ。
私はここで、J.S.B.X.、SebadohとClinicのタイバン、YoLaTengoとBroadcastのタイバン、
などを見て、感激した想い出がある。


***Royal Albert Hall***

ロイヤルアルバートホール。
地下鉄最寄はKnightsbridge。ハイドパークやハロッズのある高級地帯。
この辺にはミュージアムやら博物館やらが多くて、このホールその辺りにある。
外見からしてとっても歴史を感じる豪華な造り、それは中に入ると更に凄い。
前方にあるステージをぐるっと囲む映画館のイスのような席がたくさん。
上を見れば天井は高く、周りは豪華、日本武道館にちょっと似てる。
全て指定で、ロックコンサートと言う感じは全くしない。
私はここでThe Cardigansをみたのだけど、音響の悪さにがっかりした。
ホールだけにチケットもちょっと高め。でも日本よりはずっと安い。
話しのネタに行って見るのも良いかも。
今回、B&Sがここでやるようで、びっくりしたよ。


***Wembly Arena***

ウェンブリーアリーナ。
私が行った中でもっとも大きな会場はここだ。
なにを血迷ったか、解ってはいながらも行ってしまった。
大きな大きなスタジアムの遠くのイス席で、私は空しかった。
帰りも混みまくるし、こんなのは日本だけで充分だ!と思った。
とりあえず、大きいだけに音響も演出もよかったけれど、
Alanis Morisetteのアンコールを見ないで帰ったよ。


愛すべき小さなVenue達

***Garage***

ガラージ。
最寄地下鉄Highbury&Islinghton。駅を出で道路の向かいにすぐある。
小さすぎず大きすぎず、中堅、小物インディーバンドからパンクロックまで、
ほとんど毎日の様にここでは楽しい事が行われている。
個人的にここには最も良く通ったし、大事な想い出がたくさんある大好きなVenue。
中に入ると、端っこのほうにベンチみたいのがあって、そこを取るとかなりナイス!
そこに立てば良く見えるし、暑さもしのげる。
後ろにはバーがあって、段になっていて、そこにも少しイス席がある。
ステージと観客もかなり近いし、ミュージシャン自らグッズを売っていたりする。
インディーバンドの時には友達のミュージシャンなんかも来ていて、
人間観察してても楽しいんだ。ここに入る時はいつもドキドキして嬉しい!
 ここでは、メロコアからデジタルハードコア、GlasgowIndiesまで色々見た。
中でも、PastelsとQuasiはとっても良くて今でも素敵な想い出。
そういえば、ミッシェルも渡英ライブをここでやった。

 ここの2階は小さなハコになっていて、
その名も'upstairs at garage'と言って、小さなバンドのライブや、
クラブイベントがよく行われている。本当に愛すべき場所だ。
aislers setもここでやったよ。


***Union Chapel***

ユニオンチャペル。
地下鉄最寄はHighbury&Islinghton。ガラージと反対に歩いて行く。
名前からして教会。そう、教会なのです。
たまにここでライブをするバンドがある。教会でライブ?
なんて思いながら行ったけれど、とっても良かった。
その日はArabstrapだったんだけど、彼らの荘厳さが教会の音響とあいまって、
とても神聖な美しさを聴かせてせてくれた。
ミサのときに座るあのつながったイスに皆で座って、ライブを見る。
あまりできない体験なので、機会があったら行って見ると面白いですよ。
でもお酒を飲めるっていうのが可笑しいね。


***U.L.U.***

地下鉄最寄はGoodge Street。
University Of London Union(London大学)の講堂?
のような場所で、小さな長四角の体育館のような感じのVenue(?)。
ここでは良くIndiepopバンドや、アート系バンド、小さなフェスティバルなんかをやる。
大学だけにお酒は安いし、カフェテリアみたいのがあって食べ物も買えたりする。
 私はここではMatadorのイベントでCorneliusとJ.S.B.X.を見たし、
Hefnerも見た。ちょっとくせのある面白いバンドが良くやっている。
大学らしく若者が多くて活気がある。


***Enbassy Room***

エンバシールーム。
最寄はWarren Street。
昼間はカジノバー?のようなところらしいが、夜になるとたまにVenueと化す。
中に入ると、何だか豪華なバーという感じで、かなり笑える。
Venueというか、バーだね、ここは。
Lunaを見に行ったのだけど、前座では皆体育すわりで見てたりしてかなりユルイ。
中心から近くて良いけれど、あまり良い想い出はないのでもう終わり。


***The Scala***

スカーラ。
最寄地下鉄はKing's Cross St.Pancras。
ここもちょっぴり治安が悪くて有名な場所。でもスカラは歩いてすぐなので大丈夫。
つい最近リニューアルされた新しいおしゃれなVenue。電飾のThe Scalaが目印。
ライブというより、クラブとしてよく使われてるらしい。
スカラの中は、近代的で迷路のような造り。アートっぽくておしゃれ。
ここではまたまたCorneliusを見た。



愛すべき小さなVenue達(カムデン版)

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London中心から北へ少し行くと、CamdenTownという街がある。
そこは東京でいえば下北沢のような場所で、
ライブハウスやら洋服屋やレコード屋などが固まってあったり、
週末には大規模なカムデンロックマーケットというのも行っていたりして、
いつでも何だか賑わっている遊びの街なのだ。
私はそこにしばらく居たので、よく歩いてライブに行っていた。
ここではそのカムデンタウンにあるライブハウスについて書きます。

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***Dingwalls***

ディングウォルズ。
カムデンマーケットの行われる川辺りにひっそりとある。
結構新しくて綺麗で、小さいけれどとても居心地の良いライブハウス。
日本で言えばクワトロという感じ。
フロアは立ち見で、横の方は一段高くなっていてイスもあったりする。
早く行けばそこのイス席でゆったり見られる。
ステージとフロアも近くて楽しい。
バンドは中堅からインディーバンドまで、興味深いバンドが集まる。
 私はここでユージン・ケリーやチボマットなどを見た。


***Camden Jazz Cafe***

ジャズカフェ。
カムデンハイストリート沿いのプレタマンジェという
サンドイッチ屋を曲がるとすぐにあるオシャレなジャズカフェ。
多分基本的にはジャズを演奏するレストランみたいな感じらしいが、
たまーにバンドが演奏する事もあって、見逃せない。
中はライブハウスじゃないので、狭くて、
バーがあってステージがちょこんとあってと言う感じ。
2階では優雅にお食事もできるみたい。
ここではHefnerを見た良い想い出がある。


***Underworld***

アンダーワールド。
カムデンタウン地下鉄駅の近くのパブの地下。
小さな小さな場所で、ステージとフロアは近い近い。
出演バンドは新人バンドやインディーバンド達。
暖かい雰囲気が伝わってくるVenue。
演奏が始まるのも遅めが多い。
ここで私はスペアミントを見た。


***The Monarch***

カムデンモナーク。
カムデンマーケットを越えると向かって右にあるパブの2階。白地に黒の文字で看板が出ている。
パブに入ってから2階にあがって行くとステージがある。
これも小さなステージで、出るのはほとんどがインディーバンド。
こういうシーンが本当におもしろいし好きだ。
ここは毎週か毎月1回、70年代ディスコみたいなイベント
'Super elastic bubble prastic'をやってる。
かなり楽しそうだけれど1回も行った事が無いのでわからない。
今度必ず行って見ようっと。
ここではPow To The Peopleというイベントで、
aislers setやthe clienteleを見た。


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この他にも私の言った事の無いVenueはたーくさんある。
そのVenueごとにいくつもの大事な想い出があって、
やっぱりLondonに行ったら、また訪ねたくなるのだ。
皆さんもたくさん素敵な思い出作ってね。

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