*フリッパーズ・ギター*
今や世界のコーネリアスこと小山田圭吾氏と、オザケンこと小沢健二氏が
学生時代にバンドを組み、1980年にファースト’海へ行くつもりじゃなかった’を
リリース、そのオシャレで爽やかなイギリスネオアコ系サウンド&センスある英語の歌詞は
世間をびっくりさせ、渋谷系という言葉を生む。1991年に解散しているが
彼らの音は今もなお、私やWEEな皆の心をつかんで離さない。
オシャレよりなにより、私はあの小山田君のか細くて優しい声が大好きなのよう!
子守唄にはぴったりだったわね。ああ、今も大好きフリッパーズ。
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*THE FLIPPER'S GUITAR*





*THREE CHEERS FOR OUR SIDE*
-海へ行くつもりじゃなかった- -1989-
1)Hello (ハロー!いとこの来る日曜日)
2)Boys Fire The Tricot (ボーイズ、トリコに火を放つ)
3)Joyride (すてきなジョイライド)
4)Coffee-milk Crazy (コーヒーミルククレイジー)
5)My Red Soes Story (僕の赤い靴物語)
6)Exotic Lollipop (奇妙なロリポップ)
7)Happy Like A Honeybee (ピクニックには早すぎる)
8)Samba Parade (サンバ・パレードの華麗な噂が)
9)Sending To Your Hert (恋してるとか、好きだとか)
10)Goodbye Our Pastels Badge
(さようなら、パステルズバッヂ!)
11)The Chime Will Ring (やがて鐘が鳴る)
12)Red Flag On The Gondola (レッドフラッグ)
はい。やってきました、記念すべき我らがフリッパーズの1st!
いやあ、あんた、わたしゃこれを何回聴いた事か・・・。
リアルタイムではなく、解散した後にはまったんだけれどね。
涙無くては語れないねえ。思い出いっぱーい!
見てわかるとおり、曲名はかわいらしい邦題がついてます。
こういうコネタが上手いところがまた大好きよーほんと。
全部にびっくりマークつけちゃいたいくらいかわいいよねえ。
なんか、いかにも小沢氏のセンスですよね、
ボーイズ、トリコに火を放つ! トリコってなに?!
サンバ・パレードの華麗な噂が! 華麗な噂?!
奇妙なロリポップ? 魅惑のロリポップのがいいんじゃない?
暴走。
そして、さようなら、パステルズバッヂにて彼らの
大好きなグラスゴーのパステルズをさくっとリスペクト。
本当のパステルズバッヂ買った時は嬉しかったなあー。
さて、このLPは流れが素晴らしい。特に2)-3)の流れとか、
9)-10)の流れとか。私はこれ、1枚まるごと全部歌えます。
覚えたんです。大好きだから。特に ’やがて鐘が鳴る’
の早口、歌えたときの気持ちよさといったら!
いつかこれもコピーして誰かとハモリたいですねえ。
ほんと、捨て曲一切なしの完璧なLPだわ。
高校の時からの夢だったフリパーズコピーバンドも
2003年魅惑にて、実現しましたし。あー最高!
大好きな1枚、いつまでも色あせないし、
彼らの世界は誰にも壊せない。いいえ壊すもんか!
*CAMERA TALK*
-カメラトーク- -1990-
1)Young! Alive! In Love! (恋とマシンガン)
2)Camera!Camera!Camera! (カメラ!カメラ!カメラ!)
3)Cool Spy On A Hot Car (クールなスパイでぶっ飛ばせ!)
4)Summer Beauty1990
(ラテンでレッツ・ラブまたは、1990サマービューティー計画)
5)Haircut 100 (バスルームで髪を切る100の方法)
6)Colour Field (青春のカラーフィールド)
7)Big Bad Bingo (ビッグ・バッド・ビンゴ)
8)Wild Wild Summer (ワイルドサマー/ビートでゴーゴー!)
9)Knife Edge Caress (偶然のナイフ、エッジ・カレス)
10)Southbound Excursion (南へ急ごう!)
11)3 a.m. op (午前3時のオプ)
12)Camera Full Of Kisses (全ての言葉はさよなら)
さて、何を隠そう、私が彼らを知ったのは、このLPからであります。
中学のときに友達がいらないからってくれたんだけれど、一回
聴いたときから小山田君の歌声にはまっちゃってねえー。
それからトリコ。ボーイズ、トリコに火を放つだわよ、全く。
これの1曲目、恋とマシンガンは、ドラマの主題歌になります。
予備校ブギですね。 それで彼らは一躍有名に。
今でもあのハミングは日産マーチのCMで使われてますね。
♪ダーダバダバダバッ ダダーバダバダバ♪
Young! Alive! In Love! (若い!生きてる!恋してる!)
名前だけで最高。
サマービューティーや青春のカラーフィールド、
ワイルドサマーや偶然のナイフ、いい曲がいっぱい。
南へ急ごう!も私は好きなんだ。ほんと、急ごう!ってかんじで。
良い歌詞もいっぱいよ!‘1人の日曜日、歯ブラシくわえて、
オムレツ焼いてた僕に君は突然YEAH!’ サマービューティより。
‘偶然に出会う、そして僕は見る、
震えているのは寒さのせいじゃないのさ’ 偶然のナイフより。
そ★し★て★ 大好きな青春のカラーフィールドで閉めましょう。
僕らは古い墓を暴く夜の間に
手に触れてすぐ崩れて消えて行く ただいつまでも続く・・・
遠くまで見える 寒い冬に唾吐くときに
鳴り出した鐘 苛立ちさえ僕は 抱きしめたいと思った
午後には雪が 照れくさいくらいにほら降るだろう
名前をつけて 残酷なくらいに さあ目を閉じて・・・
答えて・・

いちおし!
大好き!
*DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER*
-ヘッド博士の世界塔- -1993-
1)Dolphin Song
2)Groove Tube
3)Aquamarine
4)Going Zero
5)(Spend bubble hour in your )Sleep Machine
6)Winnie-The-Pooh Mugcup Collection
7)The Quizmaster (奈落のクイズマスター)
8)Blue Shinin' Quick Star (星の彼方へ)
9)The World Tower (世界塔よ永遠に・・)
おおーっ・・・・。感涙。
これは、フリッパーズ会心の作、にしてラストアルバム。
今までの爽やかギターポップから飛躍、ゆらゆらノイズ、
ぐるぐるループ、サンプリング多数、そして最後は10分にも及ぶ
大長編で締めくくるという壮大なアルバムです、はい。
1曲目のドルフィンソングではビーチボーイズを、9曲目では
モンキーズをいただきながらも、やはり彼らのばつぐんセンスで
味付けして仕上げてます。
なんかねー、ほんとイルカに会えるような、世界塔に行ったような
こう、旅してる感じの一枚ですね。
そう、‘ほんとのこと知りたいだけなのに、夏休みはもう終わり’
*COLOUR ME POP*
-1993-
1)Hello 2)Coffee-milk crazy 3)Exotic lollipop
4)friends Again 5)Camera!Camera!Camera!
6)Summer Beauty1990 7)Southbound Excursion
8)Young! Alive! In Love! 9)Love Train
10)Cool Spy On A Hot Car 11)Slide
12)Groove Tube 13)Love And Dreams Are Back
14)Cloudy(is my sunny mood) 15)Big Bad Disco
16)The World Tower
これはなんなんだろう?よくわかんないけど出たよね、これ。
私の大好きな11曲目、スライドが入ってるのでね。
あ、あとフレンズアゲインね。これもいいよね。素敵。
アルバムカバーのアンディ・ウォーホルの言葉がまたいいね。
*I really do live for the future, because when I'm eating
a box of candy, I can't wait to taste the last piece.
I don't even taste any of the other pieces,
I just want to finish and throw the box away and
not have it on my mind any more. I wonder rather have it
now or know I'll never have it
so I don't have to think about it.*
*ON PLEASURE BENT* 1994
フリッパーズのライブ音源です。
なんだか、始まったとたんにわくわくしちゃうんだよね。
なんか、とても下手なんだけど、とってもわくわくしちゃうの。
私たちにもできるんじゃないかってさ。
東京スカパラダイスオーケストラなど、ゲストが多彩で素晴らしいです。
手抜きなレビュウでごめんなさいね。