Annie Hall
'アニー・ホール '
1978年作品
ウディ監督作品
アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、
主演女優賞(ダイアン・キートン)に輝く
が、ウディはクラリネット演奏のため欠席
アニー・ホールファッションも流行ったそうだ
初心者度 ★★★☆☆
ドタバタ度 ★★☆☆☆
知性度 ★★★☆☆
ラブラブ度 ★★★★★
どんなお話?
ジェットコースターの下にある家で育ったために
小さい頃から神経質なアルヴィ(ウディ)。
40代になった彼の、恋愛の回想から物語は始まる。
ある日テニスをしていてアニー(ダイアン・キートン)という女性に出会う。
あれよあれよと恋に落ちた二人は、
共に精神科医に世話になりながらも素敵な思い出をたくさん作る。
しかし、いつまでもニューヨークと死に固執する彼に
アニーはついていけなくなってしまうのだったが・・・
はちゃめちゃで知的でロマンティックな二人の世界がたまらない。
この映画でアルヴィーは名言を残す。
‘人生には悲惨な人生とみじめな人生があるんだ。
君はみじめな人生を選べた事に感謝するべきなんだ。’
みじめな人生だって、捨てたもんじゃない。
*みどころ*
まず、この映画にはたくさんの名脇役が登場する。
目を凝らしてみてみると、若き日のシガニー・ウィーバー
ポール・サイモン、そしてシャイニングの怖いお母さん訳の女の子。
そして、撮り方もおもしろいです。
まず、最初のクレジットには何の音も無い。
いつもならジャズの調べに乗せて出てくるタイトルも今回は無音。
それに、アルヴィが見ている私たちに向かって喋りかけてくる。
観客参加型映画ですねえ!
私のお気に入りの場面は2人が共に精神科にかかっている所。
アルヴィはソファに寝そべり、アニーは足を組んでいる。
2人の場面が画面の半分づつ、1場面で見れます。
凄く好きな場面です。
ではしめくくりはアルヴィの恋愛思想で。
‘僕の恋愛論理はこんなかんじさ・・・
僕を会員にするようなクラブの会員にはなりたくないね’
いじっぱりだけど、2人の素敵な恋愛物語です。