Broadway Danny Rose
'ブロードウェイのダニー・ローズ'

1981年作品
モノクロ作品

初心者度  ★★☆☆☆
ノスタルジック度 ★★★★☆
ウディ世話好き度 ★★★★★

どんなお話?

物語は数人のおじちゃんたちの笑い話から始まる。
‘おい、昔、ダニーローズっていうみじめな奴が居たなあ’
‘ああ、だが奴は目をかけた芸人は決して見捨てない
優しく情熱的な世話役だったよなあ。'
‘おい、こういうことがあったの知ってるか?’

ダニー・ローズ(ウディ)は芸人の世話役(マネージャー)をしているが
彼が目をかけるのはプレイボーイのコメディアンや
盲人の鉄琴たたき、しけたバルーンアーティストなどさんざん。
ある日、面倒を見ているプレイボーイコメディアン、
ルー(ニック・アポロ・フォルーテ)が愛人に舞台を見せたいと
ごねはじめ、彼はルーの愛人ティナ(ミア)を
探しに行く事になる。

みじめで情けないが、人情深く愛された名世話役の人生を
回想&モノクロで綴るノスタルジックな物語。


*見どころ*

まずは、ミア。
ティナ役でまた魅力的な演技をしているが
この作品の彼女は一度もサングラスをとらない。
あほなルーに嫌気がさしている強気な女性を好演。
ダニーの人情深さに同情してルーの公演を見に行くが・・・

人情深く世話好きで、自分の目をかけた芸人には何でもする
ダニーをウディがうまく演じている。
こんな世話役がいたらとてもありがたいものだ。

そして最後にダニーの作ったステージに立つ前の合言葉。
皆さんも人前でスピーチをする前に試してみてはいかが?
‘スリーエスを忘れるな!(3S)Star,Smile,Strong!!