Crimes and Misdemeanors
' 重罪と軽罪'
1989年作品
初心者度 ★★★★☆
色恋沙汰度 ★★★★★
人間の弱さ度 ★★★★★
どんなお話?
ジュダ(マーティン・ランドー)はやり手眼科医で
地位もお金も家族も申し分ない中年男。
ドロレス(アンジェリカ・ヒューストン)との不倫は
彼の犯している唯一の過ちだった。
最近になってヒステリーを起こし、関係を妻にばらす
と脅された彼は、弟に依頼して彼女を始末する事にした。
そしてその罪に悩まされる事になってゆく。
一方でテレビ界で働くクリフ(ウディ)も妻とは上手くいっていなかった。
ある日、商業的な売れっ子プロデューサーレスター(アラン・アルダ)
との仕事でハリー(ミア・ファロー)と出遭った彼は
彼女と意気投合してレスターをバカにしあう。
果たして2人の男の人生の行く末はどうなってゆくのだろうか?
ジュダの罪は神の許しを得られるのか?
そしてクリフの恋の行方は?
*みどころ*
まず、私の大好きなシーン。
映画の半ばでレスターとハリー、クリフ夫妻が
ジャズバーで語り合っているところ、
レスターをバカにしているクリフが大げさに感心する。
意味わからないと思いますが見てください!
ウディがすごく可愛いです。(笑)
あと、クリフの尊敬するレヴィ教授の哲学も興味深い。
常連のアラン・アルダも良い演技をしてます。
罪の重さに悩まされるジュダもはまり役で素敵でした。
レヴィ教授
『愛を胸に秘めた人間は、無感動な世界に価値を与えることができるのだ。』