Hannah and Her Sisters
'ハンナとその姉妹 '

1986年
ウディ監督作品
アカデミー脚本賞
助演男優賞(マイケル・ケイン)
助演女優賞(ダイアン・ウィースト)獲得作品

初心者度  ★★★★☆
ドタバタ度 ★★★☆☆
色恋沙汰度 ★★★★★
心温か度  ★★★★★

どんなお話?

その名の通り、ハンナ(ミア・ファロー)とその姉妹達
ホリー(ダイアン・ウィースト)、リー(バーバラ・ハーシー)
の色恋沙汰を心温まる様々な人々のそれぞれの物語。(しつこい?)
かかわってくるのはハンナの夫エリオット(マイケル・ケイン)
ハンナの前夫で病気恐怖症のミッキー(ウディ)、リーの彼氏、
老いても恋多き両親や友達など多数。
年に一回、一家の集まる感謝祭を軸に、
彼女たちの様子を面白おかしく、心温まるタッチで描いた作品。
最後に、皆に幸せは訪れるのか?


*見どころ*

この作品も個性がある。
真っ黒い画面に出るキャプションだ。
時にそれは暖かく、時にそれはするどく切り込む。
‘人生は無意味である。それが人間が到達した究極の結論である。’
***トルストイ***など。
そこで私達はたくさんの色恋沙汰を整理しながら客観的に見れたりする。

この作品はとにかく、人と人の関係がややこしいので、
2回くらい見たほうが良い気がする。(私だけ?)
でも、それぞれにちゃんとエピソードや物語があって、
人間くさくてとても面白いです。
ミッキーが子供達に抱きつかせるシーンがとても可愛いし、
ホリー達の作った海老のパフがおいしそうだったり、
心があたたかくなるエンディングの映画です。
これは2本立てとかでなくて1本をゆっくり見たほうがよいでしょう