Husbands and Wives
' 夫たち、妻たち'

1992年作品

初心者度  ★★★★☆
ドタバタ度 ★★★☆☆
恋愛沙汰度 ★★★★★
人間関係度 ★★★★★

どんなお話?

ある日、大学教授のゲイブ(ウディ)とジュディ(ミア)夫婦
の家へ遊びに来た友人夫婦、ジャック(シドニー・ポラック)
とサリー(ジュディ・デイヴィス)が別れる事になったと言い出した。
今までずっと仲良くやってきた友人夫婦の突然の別れ話に
ジュディはショックでパニック状態になってしまう。
しかし彼らは別れ、離婚というものを身近に感じてしまったジュディは
なぜ今の夫と一緒に居るのかをまじまじと考え始めた。

人間というものは愚かで寂しがりで感情に左右されやすい。
ジャックやサリーの新しい恋人、ゲイブが惹かれてゆく女子大生
レイン(ジュリエット・ルイス)、そしてジュディにも気になる彼の出現、
様々な人間関係と共に、夫婦とは何なのか、
人間とはなんなのかをドキュメンタリータッチで綴る作品。


*見どころ*

この作品のたくさんの人間関係は
一人一人がインタビュアーに向かって話し掛ける
ことによって整理されてゆく。まるで精神科のようだ。

映像も好き勝手に撮られ、人々も好き勝手に振舞う。
撮影監督はカルロ・ディ・パルマ(写真中央)。

女子大生を演じるジュリエット・ルイス、
サリーを演じるジュディ・デイヴィスが印象的。
人間の心って何なんだろう?と
結構考えさせられる作品です。おもしろいですけどね。