Shadows and Fog
'ウディ・アレンの影と霧 '
1992年作品
モノクロ撮影
初心者度 ★★★★☆
ミステリー度
★★★★☆
ノスタルジック度 ★★★★★
どんなお話??
舞台は1920年代頃のとある街。
夜な夜な、自警団によりたたき起こされた
クラインマン(ウディ)は、街を殺人鬼がうろついていると知らされる。
その殺人鬼は霧の夜を好んで現れ、人々を絞殺するというのだ。
しかも今晩はまさに霧の夜。暗い街には殺人鬼の影が今にも現れそうだ。
クラインマンは訳もわからず自警団に入らされるが
ひょんなことで殺人鬼ではないかと疑われる。
逃げる最中にサーカス団員のアーミー(ミア)、
売春宿の女達(キャシー・ベイツ、ジョディ・フォスターなど)
と出遭いながら、何とか殺人鬼を捕まえようとするが・・・
ノスタルジックな白黒で撮られた影と霧のミステリー。
ジョン・マルコビッチやマドンナなども出演している。
*見どころ*
この映画は白黒映像のため、
一瞬にしてノスタルジックな世界へと入り込んでしまう。
暗い映像に影と霧、ちょっぴり怖いがそこはウディ、
巧みなコメディで笑わせてくれる。
そしてこの作品には、マドンナやジョディ・フォスターなど
意外な面々がたくさん出てくるのでそこも見どころ。
ジョン:キューザック演じる売春宿の客も良い味を出している。
クラインマンとマジシャンの掛け合いもとても面白かった。
鏡のマジックを使って殺人鬼を捕まえる、とかね。