:: It begins, and good morning
 「おはようございます」

あくびをしながら入ってくると愛梨は教室を見まわした。

「あれ、ここ何組?」

目の前に居た、背の小さい子に聞いてみる。

「6組ですけど・・・・」

やば。教室間違えちゃったみたい。
ありがとねーと言いながらコソコソを教室を6組を出ると、その場面を細めの女の子に見られてた。
ぁー・・・かっこ悪い。
少し照れ笑いをしながら通り過ぎようとそたその時、

「ぁのー。すみません」

「はぃい?」

「1組ってどこか分かりますか?」

ぁ、ラッキーと思いながら言葉を発した。

「私も1組なんだよー。一緒に行きません?」

「ぁ、はい!!!」

片手に地図、片手に汗をにぎりながら初対面の2人はギクシャクした感じで廊下を歩いて行った。

「ぁ・・・ぁの、名前なんて言うんですか?」

歩き始めてからはじめて言葉を発した、がいこつちゃん(さっき心の中で任命しちゃった♪)
は言った。

「大月愛梨ですー。あなたは?」

とお決まりの挨拶を交わす。

「水野雪希です。よろしくねー」

「ぁ、よろしくね」

水野雪希ちゃんか・・・・。凄い綺麗な名前っていうのが名前の第一印象だった。
雪希ちゃんのせいで自分の名前がまた嫌いに・・・って初日からブルーになっちゃってるし。私。

「ぁ、ここかなー」

おそるおそるドアを開けてみると、紙飛行機が宙を舞っている。
おそらくここのクラスだろう。

「やっと着いたねー・・・。ありがと、色々と」

と、雪希ちゃんは手を差し出した。

「ありがとねー。」

「ホントありがとう、アイコちゃん。」

・・・ん?雪希ちゃん、今アイコって言いましたよ。アイコじゃなくて愛梨ですからー残念(Σ
何か違うなーと思いながらそれぞれ自分の席に着く。

新しい机、新品の筆箱。初めて見る顔。
初日から紙飛行機が飛んでるクラスだから・・・明るいクラスだよね。たぶん。
1年間だけだけど宜しく。