::  A grade room to go
 クラスの視線が雪希に集まっている。と、海斗が言った。

「ちょっと、先生、何で水野のせいなんスか?」

「そーだよー。」
「ありえねー」

とクラスのみんなも言う。

「お前、教室の花瓶係だろ!まあ、次の休み時間に、1学年室に来い!!!!」

といって、ドラ○モンは去っていった。

「何で私なのー」

と泣き崩れる雪希の周りには、私と海斗とその仲間が輪を作っていた。

「まあ、俺らもついていってやるから」

海斗が言う。
その時、チャイムが鳴った。これで休み時間。
いざ学年室!!!
雪希と並んで話しながら廊下を歩いていると、海斗がヒョコッと出てきた。

「なあ、水野」
「なになにー?」
「お前ってサワヤカだよなー。ソフトボールやってるときも。」

へぇー・・・見てるんだ。って、一応私もソフトボールやってるんですけどっ!!!
そんなことを話しながら行くと、もう着いてしまった。
学年室前に、ドラ○モンが待っていた。

「おそーい」

チラッと時計に目をやる。

「入るぞ」

やはり先生も学年主任は苦手なのだ。

コンコンコン・・・ドアをノックする音が静まり返った廊下に響く。

「どうぞ」

声だけでも怖い、学年主任の声が聞こえる。

「失礼します。1-3担任の.....」