○研究テーマ
『生徒一人一人が主体的に取り組むための学習はどうあったらよいか』
 サブテーマ  個別の指導計画を活かした生活単元学習
○研究の重点
 1 生活単元学習のあり方について共通理解する。
 2 個別の教育目標の具現化をめざし、活動種の選定、単元目標の決め出しと
   それにせまる支援のあり方を検証する。

 3 教育目標を設定する根拠となるアセスメントのあり方を模索する。
○活動の様子


「真剣な眼差し」イス作り
 

 中学部には51名の生徒たちが在籍しています。毎日、作業的な要素を取り入れた、生活単元学習を中心に、体育や音楽などの教科学習にも取り組んでいます。
 2年生は「福祉ひろばのみなさんと収穫祭をしよう」という単元に取り組みました。この単元は、今までお世話になってきた、今井の福祉ひろばのみなさんに、自分たちで育たてたサツマイモをご馳走したいという願いから生まれました。生徒たちは、「ひろばのみなさんを精一杯のもてなしでお迎えしたい」という気持ちを膨らませながら、イスづくりグループ、ビーズのれんグループ、テーブル小物グループにわかれて、準備を進めました

『一枚一枚ていねいに』コースターづくり

この活動は、「手順を理解する」「一定時間継続して取り組む」「決められた作業に最後まで取り組む」などの一人一人教育課題をに向けて、作業を補助する道具や個別の支援を用意して進めました。
 福祉ひろばのみなさんとの収穫祭は、12月8日に行われましたが、笑顔いっぱいの、心の通い合う交流の場となりました。

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