秋のしゅうかくさいをしよう

 
   〜一人ひとりが自己を発揮し、生き生きと活動していけるために、

           児童の可能性の芽を生かした学習展開の工夫〜

 日々の記録から可能性の芽を、「人にかかわったり話したりする力がもっと伸びそうだ」「生活単元学習の中で自立に向かう育つ力が伸びそうだ」ととらえ、教育課題を「コミュニケーション力の育成」と「自己を発揮する力の育成」の2点におきました。そこで、「どのような環境設定や直接的な支援のもとで、どこまでできるか」を模索しながら実践を積み重ねてきました。

 ○単元における支援のあり方についての提案
  (1)直接的な支援から 
   @お店屋さんらしい、場に合った言葉を継続して伝える。
   1年生のお店屋さんにも出かけ、言葉にふれる体験を積む。
   自ら発した時には、賞賛の言葉がけをする。

   A同じ調理活動を数回重ね、見通しをもって進めることができるようにする。
   B1年生の特別活動の学習と関わらせ、二人の教師から重ねて支援できるよ
   うにする。

  (2)間接的な支援から
   @友だちとかかわる場づくりを進める。図工室とじゅうたんルームにお店を
   つくり、数日に渡ってかかわれるようにする。

      A店と店は互いの様子が見えるような配置を考え、店の運営とお客さんの両
   面からかかわれるようにする。

      Bお金やチケット、売り物など、ものを介し言葉が出るように環境づくりを
   子どもたちと進める。

   

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