それでも、今年も報恩講を迎えられる事を感謝しております。
報恩講も無事に終り、ほっとしていると突然の大雪。
雪の来るのは分かっていたのですが、例年より雪が遅いので今年はまだよいだろうと、何も準備していなかった所の大雪、びっくりするやら、慌てるやら困った者です。
雪はいつものように、少し降っては溜まり、少し降っては溜まるというようになると思っている。気持ちも、冬の用意も、少しづつしていけば良いと思っている。と、突然の大雪。くるとは分かっているのですが、なかなか、どうして。
「分かちゃいるけどやめられない〜」歌の文句では有りませんが、分かってはいるのですが、どうしようも無い。もうすぐ雪が降るだろうと自分でも分かっているのですが、「ま、良いか」と思って先延ばしにして、何もしていない。突然の雪で「どうしようもない自分がそこにいる」という事を、もう一度思い知らされました。
雪は、全て物を隠してくれます。しかし、突然やって来る事でとんでもない物を、思い知らされたような気がします。
今年の正月は、静かなお正月になるかと期待をしたのですが、夕方から雪が降り始め。除夜の鐘をつく頃には、雪が本降りとなってしまいました。
毎年除夜の鐘には、近所の方々が撞きに来られ、にぎやかに鐘を撞くのですが、初めの頃は家の者だけで撞いていて何となく寂しかったです。しかし少したつと、いつも来られる方々がだんだんと来られ、いつもの年のように賑やかになりました。
たき火をし、撞かれた方には、子どもさんにはみかん、大人にはお酒を振る舞っています。行く年に感謝し、来る年を迎える事が出来ました。
(写真はノーフラッシュです。ちょっと雰囲気が出て良いと思いません?)