★Wee的London旅★
         
小心者でも楽しめるLondon&イギリス観光、音楽好き編10日間)

私の独断と偏見かつこれを全部実行したらへとへとでしょうが・・・
旅行見積もりは30万でおつり。(旅費込み、全て込み) さあ!行ってみよう!

★第一日目★

 さてと、ヒースロー空港に降り立ったらまずつとめて善良な日本国民、
かつ旅行者丸出しの
弱気な日本人を演じましょう。笑顔も大切。
TATOOのある人は長袖で隠そう。派手派手な服はちょっと止めた方がいいかもね。
そして入国審査ではサイトシーイング以外の言葉を発しないように。
(案外イギリスの入国審査は厳しいのですよ。)
帰りのエアチケットも重要です。

 無事に入国審査を出られたら、まずは地下鉄(
TUBEまたはUNDERGROUND
に乗ってみよう。 Londonという街は観光客にはとても便利で、地下鉄&バス乗り放題
トラベルカードというものがある。 それさえあればバスもチューブも顔パスだし、
夜中まで走ってるナイトバスにも乗れるので、夜遊びしてもお家に帰れるわけです。素敵! 
種類は日数、ゾーンによって違うのだけど、ここはふんぱつしてヒースローも含む
ワンデイトラベルカード・ゾーン1−6を買っちゃうのもかっこいい。(笑) 
だいたいヒースローから繁華街Leicester Square まで45分くらいかな。
エアバスより早いし安い。 なんせすぐにLondonが感じられるのがチューブのよいところ。
チューブマップももらっておこう!

 そして今晩の宿が決まったら、
ちょっと繁華街へ出てその辺の本屋かVirgin、HMVでNMEを立ち読むか、
TIMEOUTという雑誌を買おう。 NMEの後ろっ側やTIMEOUTのMUSICページには
ライブ情報が目白押し!なんですもの。
ここはLondon。日本のライブハウスでは体験できないようなことができちゃうよ。
安い、近い、楽しい。みたいな。運がよければメンバーと飲める。
WEE的には大物バンドや、運良くUKツアーをしてる日本のバンドなんかも
さくっと見れちゃうので、ライブ情報は隅々まで細かくチェックしてね。
まず夜の予定を決めておくと昼間も気兼ねなくだらだらできるから。
チケットは小さなVENUE(会場)ではその日でも取れるけど心配だったら
Oxford Circusにある
Star Greenというチケット屋さんか、HMVで買ったらいいと思う。 
とにかく1度Londonでライブを見たらすごくこの街が好きになると思う・・・のです。
 まあ第一日目はこんなかんじでゆったりともう体を休めましょうか。

★第二日目★

 おはようございます。
イギリス名物の
フル・イングリッシュブレックファストで胃がもたれるか、
気に入ってお腹いっぱいになるかはお好みですが、私はあのソーセージ、
結構好きです。ビーンズは・・・。ねえ?(笑)
うすーいトーストも、なれるとサクサク食べれて美味しいものです。
 さて、天気が良かったら公園へ出かけましょう!
まず駅でワンウィーク・トラベルカード・ゾーン1&2を買ってHyde Park Cornerへ!
その名の通り、チューブの駅を降りるとすぐに
ハイドパークという公園があります。
入ってびっくり。広大な芝生が・・・・・。すごいよ。
お天気がよければ最高なのですが。貸し椅子(4時間1ポンド)なんかもあって
気分は公園に読書にきた学生。アラン・シリトーでも読むふりをしましょう。(読め卍)
 日曜ならばその辺から誰かの演説が聞こえてくるはず・・スピーカーズ・コーナーといって
誰もが箱の上に立ち、自らの主張を訴える事ができる場所でもあるんです。ここは。
おじちゃんやおばちゃん、若者。皆自ら訴える事ができるのが素晴らしいね。
聞いてるだけでもよい勉強になります。おおっと
日焼けには要注意

 いいかげんぼんやりにも飽きたらちょっと芸術に触れに行きましょうか。
Londonには
無料で楽しめる素晴らしい美術館もたっぷりあります。
中でも私のお気に入りは
Tate Britain とTate Modern
モダンの方は最近できた新しい美術館。きょうはモダンへ行ってみよう。
チューブのMansion House下車でミレニアムブリッジ(なんだかエイリアンみたいな橋)
を渡るとある。 昔、倉庫だったようで、入ると天井のたかーい吹き抜けのそう、倉庫。
 しかしここには圧倒される。様々なオブジェやコラージュやスカルプチャーに絵、鉄の作品。
リキテンシュタインからフランシス・ベーコン、例の馬まっぷたつ割りのダミアン・ハーストによる
ファーマシー部屋まであるし、短編映像の数々もみれる。時間がいくらあっても足りない。
お昼とお茶をここのカフェでってのもいける。眺めのいいテラスへどうぞ。

 とまあ今日もこの辺でゆったりしようか。


★三日目★

 Londonも三日目になると欲が出てくるものだ。今日は観光しちゃおう。
ってことでまずは地下鉄Charring Cross駅またはバスで
トラファルガースクエアまで行こう。
ここのスクエアはLondonの大繁華街。観光客でいつも溢れてる。
ライオンにのったり鳩に襲われたり、隣接の
ナショナルギャラリーで宗教画やゴッホを見たり
ポートレートギャラリーで
ウォーホルを見たり。(もちろん無料)
それでもってちょっと歩くとマーブルアーチやビッグベンにウェストミンスター寺院だもんね。
お馬にのった衛兵さんも見れるよ。微動だにしない衛兵さん!
ベタだけど観光専用
二階建てバス(ダブルデッカー)に乗っちゃうのもいいかも。

 そしてお昼はLeicester の
中華食べ放題へ。ここの春巻きの具はもやしです。(笑)
そのとなりの映画グッズのお店も好きな人にはたまらんね!シャイニングのポスター買おう。
 お腹いっぱいになったらまた芸術に触れよう。今日は
Tate Britainに行こう。
トラファルガーから77Aのバスに乗ってテムズ河沿いを走ってしばらくするとあるよ。
私はこの美術館が大好きだ。前なんて入った途端、天井から馬がぶる下がっていたっけなあ・・・。
けっこう色んな企画展やってるし、なんせ
ターナーのコレクションがあるんだ。
 ターナーってひとはイギリスの絵描きで、もうとっくにいないんだけど、
(200年くらいまえかな)印象派の綺麗な絵をたくさん描いたんだよー。
近くで見るとただのぼやけなんだけど、遠のいていくとそれが人だったり、船だったり・・・。
奥行きや光の使い方がとても上手でいつ見ても感動するのです。必見。
ここで絵葉書を買って友達に送ろう!日本までは葉書なら40ペンス切手です。

 夜はパブで一杯ひっかけるか紳士におごってもらい眠りにつこう・・・。

★四日目★

 
Good Morning! Lovely Day Innit?
英語が口をついて出るなんてあなたももうロンドンッ子。
今日はちょっと音楽好きっぽく、まずはNotting HillgateのRough Tradeへ行こう。
このあたりは
中古レコ屋や古着屋もあるし、週末には
ポートベローマーケットというマーケットも出ていて、お洒落さんが集まるって噂。

それからちょっぴり北へ行こうか。
若者の街カムデンへ!
地下鉄Camden Town駅またはバス24か29で北へ北へ。この街はもうロンドンの下北、
若しくは吉祥寺。 
古着屋&ライブハウス&マーケットにレコード屋がもりだくさん。
土日には名物の
カムデンロックマーケットが出て、一日中ごった返す。
でもほんとに色々あるから飽きないんだけどね。
食べ物やからがらくたから海賊版CDに古着。古着なんて安い安い。
ズボン3つで5ポンドとかね。でもいっぱいありすぎるから探すの大変。
 カムデン・ハイストリートを駅からChalk Farmに向かって歩いていくとの革屋やら
古着屋やらがあるのだけど、
Rhythm Recordというレコ屋には是非立ち寄って欲しい。
ここではいつも良い音が流れているし、フライヤーやチケットもゲットできる。
もう少し行くと
MUSIC EXCHANGEいわゆる中古屋もある。
ここの商品は日に日に値段が下がって行くのでいつもチェックしたい。
でもなんだかんだ言ったって日本のレコ屋には負ける。(友人談)

 さあお腹すいたら
Camden Delight(ケバブ屋)でミックス・ドナーとサラダでも
買って食べようか。 ケバブ、知ってますか?Londonのはダイナミックなので
食べると口が疲れます。でもうまい。
 さて、今晩はカムデン・アンダーワールドでライブを見るんだった。楽しもう!
ここカムデンには他にもDingwalls、Jazz Cafe、Monarch、Camden Palace、
Electric Ball Room、など
ライブハウスがたくさん
ライブ後には1ポンドピザでお腹を満たそう。気をつけて帰ってね。




★五日目★

 あー今日はちょっとさくっと
スコットランドへでも行こうかな。
かなり強行突破っぽいけど
EASY JETで1時間で行けるしね。
まずは
エジンバラまで飛ぶ。
素晴らしいエジンバラ城を見渡そう!
私の大好きな
エジンバラ城
このお城の前は公園になってて、
そこのベンチに座ってお城眺めながら
タバコでも吸ってると本気で時間が
止まります。 お花の頃には水仙がとってもきれい!
 それから旧市街ロイヤルマイルを歩いて、
エジンバラのナンバーワンレコードショップ、
AVALANCHES(アヴァランチーズ)に是非
立ち寄ってほしい。 ここもコアからインディーポップまでなんでもそろう素晴らしい店で、
ベルセバのレアTシャツもあるよ。フライヤーやらもたくさん。
そして疲れてなかったらコーチ(長距離バス)で
グラスゴー(WEE的音楽発祥の地!)
にも行こう。エジンバラから1時間くらいで着くよ。
そして速攻で地下鉄に乗ってHillhead駅へ!(この駅でセバスチャンはベルと出会う)
Grosvenor Cafe(ベルセバが結成されたカフェよ!)でご飯食べてぶらつき、
エジンバラへ戻って一泊。 あ、ベルセバ満喫したかったらグラスゴーで一泊。
ベルセバ満喫の仕方はここから。

ちょっと今日は疲れたわ・・・ZZZ

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★六日目★

 スコットランドの目覚めはどうかな?
スコティッシュブレックファストはイングリッシュと特に変わらないけれども
なんだかオレンジジュースがもっとアシッドな味がするのは私の宿のせい?
今日はここからさらに北へ北へ向かって
ハイランド&ネス湖バスツアーにでかけよう!
ネス湖があるのはインヴァネスというイギリスの北の地。
ロイヤルマイルのハイストリートからScotlineやScottish Toursなど、
たくさんのバスツアーがでてるから、予約をしておこう!
ちょっと高くても一日かかって行くし、あの
絶景を見たら言う事無いと思うよ。
朝はやーくからバスに乗り込んでガイドさんの説明を聞きながらわくわくどきどき。
(あ、もちろん全部英語ですが..。)
なになに?‘ここは
007のショーン・コネリーの通った学校です。’ まじ?みたいな。
バスはどんどん北へ北へ。大草原と羊の群れ・・・。うーんイギリス!

どんどこどんどこ走るバス。窓からの景色はだんだん山と谷になっていく。
‘ここの谷はグレンコーといって、嘆きの谷という名前がついています。
昔、何とか家が何とか家を虐殺して・・・’ふーん・・・。
ここではにげられそうもないよね・・とにかく山が近く、そして大きい。
遠くの山には雪が降ってて・・・。とっても綺麗&雄大!
もうびっくり間違いなし。
山育ちの私が感激するんだもん、本当ですよ!

 お昼に立ち寄ったカフェで
ハギスでも食べようか。
ハギスはスコットランドの名物。なにやら羊の臓物をオートミールなどと一緒に
スパイスで味を付けた、見た目はミートパイの具のようなドライカレーのようなもの。
添えてあるのは決まってマッシュポテトとマッシュパースニップ(白い人参みたいの)
ハギスにちゃんと味がついているので全く味のないマッシュ二つもなんとか我慢できる。
無理な人は
フィッシュ&チップスでも食べよう。
 さて、バスツアーも佳境に入っていよいよ
ネス湖が見えてくる・・・。
河か海かと思いきやでかーい湖!バスで走っててもずーっと横に見えてるもの!
そしてネス湖にたたずむアーカート城。素晴らしい風景だわ。
ガイドさんが言うにはこの
お城の下にネッシーが隠れているとか・・・。
あっ!もしやあの影は!
 
なんだかんだでエジンバラに戻ると夜。一日バスの中に居たのでもうへとへと。
ゆっくり休んでしまいましょう・・・・ZZZ

★七日目★

 ネッシーの夢をみてうなされた後は、
B&Bのおばちゃんと別れを惜しんでLondonへ帰ろう。
スコットランドの紙幣はLondonのとはちがうのでちょっとした記念になるかもね。
あと、スコッチ・ウィスキーのミニボトルセットなんかを買ってEASY JETで帰London。
もうちょっと居たい人はいてもいいよね。でも私はLondonの方がやっぱり好き。

今晩もライブがあるんだから!しかも今日は
Garageで。大好きなGarageで。
ちょっと宿でゆったりしたら、TottenhamのMoon Under The Waterというパブで
チリ&チップスとデザートにダブルチョコレートケーキでも食べよう!(超高カロリー)
その後は近くの
Prince Charles映画館で映画でも見よう。
ここは封切り終わった映画を格安で買い取ってお客さんにも格安で見せてくれる
良心的な映画館。 ちょっと汚いけど500円で見れるならいいよねー。
ちなみにここの会員カード、一年間は5ポンド、一生で15ポンド。(笑)
ここは週代わりで、日本映画やマニアックな映画もやっていてとてもおもしろいんだ!
ポップコーン甘い味を買って二本立て行こう!
そしてライブに間に合うようにGarageのあるチューブの
Highbury&Islinghtonへ。
駅降りると斜め向かいにすぐあるよ。
ここは比較的小さくて早く行けば壁際の椅子席も取れちゃうナイスなハコ。
楽しんだらまた、気をつけて帰ること。


★八日目★

 
Good Morning!
いいかげんイングリッシュブレックファストに飽きたら、シリアルだけでも食べよう。
サクサクかんでると目もさめるしね。コーヒーも。
今日はちょっと南にでかけよっか。
Brighton(ブライトン)に行こう!
Victoria駅から国鉄に乗ってBrightonまで1時間半ほどかな。海辺の街ブライトン!
さらば青春の光の舞台ブライトン!そしてここの浜辺は丸い石ころ!びっくりだね。
カモメは鳴いているしフィッシュ&チップス屋さんも美味しそうに見える。
時間があれば水族館やなんちゃって遊園地のパレス・ピアーにも行ってみよう。
これ大丈夫?っていう乗り物がたくさん。潮風を満喫しながら海へ手紙を流そう。(笑)

 夕方にはLondonへ帰ってどこかでお食事をするのがいいかもね。
ちょと足を伸ばしてカムデンにあるメキシコ料理屋さんでファジータ
(クレープに具をまきまきして、アボカドソースやチリで食べる)
か、BERGOというムール貝屋さんも美味しい!


★九日目★

 なんだかんだ言って、明日には帰国。
今日中に名残惜しんでいる所を回ってしまえ!とはいえ心配なのが
おみやげ
ベタなオックスフォード・ストリートやセルフリッジやハロッズには私は興味はない。
WEE的にはおみやげは映画グッズにクラブのフライヤーで充分!
なんて言わずに私は
スーパーマーケットへ行く。
イギリスにはSainsbury’s、Marks&Spencer、Tesco、Summerfieldsなど、
たくさんのスーパーマーケットがあるが、私のお勧めはやっぱり
Sainsbury’s
セインズベリー。どんなちいさな小物からでっかい箱ビールまでなんでもある。
コンビにみたいな小さな店舗、Sainsbury's Localってのもそこらじゅうにあって便利。
カムデンのセンズベリは私の行きつけで、紅茶、お菓子、お料理グッズ、猫犬グッズなど
安くて可愛いものがたっぷりあるから、おみやげはいつも私はここで全て買ってしまう。
ショートブレッドやチョコバーやインスタント食品、面白いものをいっつも山ほど買っては
レジ係さんに呆れられてるものだ。でも、自分で持って帰ることを考えて、
買いすぎには注意。 
1ポンドは決して100円ではないんですよ!(私は未だにはまる罠)

 そして宿へ帰って全てをパックしたら、夜のLondonへ出て最後の別れをしよう!
テムズ河沿いにある
London Eyeという大観覧車に乗っちゃってもいいですよー。
パブやクラブ、ライブハウスにひょこっと入って涙を隠すのも良い手。(笑)
Londonが好きになった人も、食べ物にまいった人も、良い出会いがあった人も、
トラブルに巻き込まれちゃった人も、とりあえず、無事にここまで暮らして来れた事を
感謝しよう。 そして明日に備えてゆっくり眠りにつこう・・・。


★十日目★

 さて、いよいよ今日が帰国日。
最後のイングリッシュブレックファストは全部食べよう!
そして宿主さんにお礼を言って、お部屋にチップを置いて、さあ空港へ!
チューブでもエアバスでもなんでもいい。間に合えばね。
去り行くLondonに別れを告げて、空港でちょっと遊ぼう。
ヒースローは広いし
お店もたくさん。 
食事やカフェも大いに楽しめるので時間に余裕を持って
出かけるのも良いかもしれない。 私なんてここで4時間待ったことがあったもの。
そして出国。バイバイLondon,また来るね!



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       長々と失礼しました。この文のすこーしでも、
       皆様のLondon旅行のお役に立てたら嬉しいです。
                 
             WEE代表 のの。